四国のメタケでざるを作る②
- 秋山登紀子
- 2021年3月26日
- 読了時間: 1分

話は替わるようですが、竹には様々な種類があります。
日本各地で細工に使われる真竹
筍でおなじみの孟宗竹
雪国の根曲がり竹
しなやかな篠竹
細くて繊細なすず竹
真竹によく似たハチク
アクセントに使うことも多い黒竹
模様が美しいトラフ竹
日本ではこれらの竹を使って、その土地土地で、生活品が作られてきました。
竹を切り表皮をはぎ籠を編むといっても、少しずつ、竹も道具もやり方も異なっていて、竹細工ひとつとっても、狭い日本の中に多くの文化があることは興味深いし、面白いです。
もちろん、竹ざるも地域によって細かな違いがあります。
各地に郷土料理があり、どの料理もその地域の良さが凝縮されているように、竹文化にも個性があるのです。
→③に続きます。
※写真は竹を洗っているところです。
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