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四国のメタケでざるを作る

  • 執筆者の写真: 秋山登紀子
    秋山登紀子
  • 2021年2月13日
  • 読了時間: 1分

私は四国に自生している細い竹=メタケで、ざるを作っています。

竹細工、竹工芸というと真竹を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

特に西日本では、真竹ではない竹を思い浮かべる方は少ないかもしれません。


実際に、良質の真竹が生える四国において、メタケ(地元の方はニガタケと呼んでいます)は畑の添え木や盆棚で使う竹として認識されていて、細工をするイメージはないようです。


ですが、元々、竹細工とは地元に生えている竹を切り、生活に必要な道具を作ることだったと考えると、その辺に生えている竹で、竹の個性を生かして作ることが竹細工の醍醐味だと私は感じています。


そこで、文字通りその辺に生えているけれど活用されていない四国のメタケで、ざるを作ったら面白いのではないかと考えました。


だれもやったことがない

四国のメタケでざるを作る。


文字にすると一文にしかなりませんが、

竹の種類や生えている土地によって、

竹質は様々。

しかも先人がいないのですから、

四国のメタケを使うには、

いつ切る?

何を切る?

切ってからどうする?

と、まずは疑問からのスタートでした。

と、まずは?からのスタートでした。

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竹ざる職人 秋山登紀子

〒791-3310  愛媛県喜多郡内子町城廻227

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